テレホンセックスはテレクラの内部に留まり可能性を追求する
テレクラをテレホンセックス目的で利用する場合、テレクラを利用して不満を抱いたり、自身の目的に到達しない、ということがほとんどなくなります。
出会いを主軸にしたテレクラ利用においては、「出会えない」ということが起こりますが、テレホンセックスを主軸にしたテレクラ利用においては「テレホンセックスができない」ということはまず起こりません。
もちろん、出会い目的のユーザーとテレホンセックス目的のユーザーが混じり合っているテレクラでプロフィールツーショットなどを使わずに、ランダムで回線が繋がるツーショットダイヤルを利用した場合、「テレホンセックスをプレイすることに興味がないテレクラ女性」との回線が繋がりテレホンセックスにたどり着けないということはありえます。
しかし、テレクラというのは、無店舗型テレクラ以降は「目的別」にテレクラ女性を探すことができるため、現在のほとんどのテレクラユーザーは自分の目的にあわせて棲み分けがおこなわれています。
出会い目的のテレクラユーザーは出会い目的に特化したテレクラを、テレホンセックス目的のテレクラユーザーはテレホンセックス目的に特化したテレクラをそれぞれに選ぶことができる以上、「ランダムの回線であるためにテレホンセックスがしたくないテレクラ女性と繋がる」というような店舗型テレクラ時代によくあった困難はあらかじめ回避できるものとなりました。
テレホンセックスをプレイしたいと考えているテレクラユーザーは、テレホンセックス専門のテレクラの利用、あるいは、無店舗型テレクラ内で選べるテレホンセックス番組の利用、それか、プロフィールツーショットでテレホンセックス目的の女性の録音を探すという方法で、確実にテレホンセックスに辿り着くことができます。
「テレホンセックスができない」という悩みを抱えているテレクラユーザーはほとんどいないとは思いますが、もし、なにかの間違いで「出会い目的の女性とばかり回線が繋がってしまうのでテレホンセックスができない」というテレクラ初心者のテレホンセックス志望者がいるのであれば、上記した三つの方法を試してみるとよいでしょう。お悩み、間違いなく解決するはずです。
「テレホンセックス目的のテレクラ女性との回線が繋がれば必ずテレホンセックスができる」というテレホンセックスの強みは、出会い目的のテレクラ利用と照応して考えるときに、いかにありがたい強みであるかがよくわかります。
「テレホンセックス目的のテレクラ女性との回線」はそれ自体がゴールなのですが、「出会い目的のテレクラ女性との回線」に関しては、そこが「出会い」へと結びつけていくためのスタートとなります。この差は決して些細なことではないでしょう。
テレホンセックスと出会いの間に生じるこういった差は、あくまでも「電話」のコミュニケーションの内側にとどまろうとするテレホンセックスと、「電話」のコミュニケーションの外側に飛び出そうとする出会いの差という風に考えることができるのではないかと思います。
テレクラというものが「電話」を媒介にしたコミュニケーションの場である以上、そこにとどまるか飛び出すかという違いは、決して無視していいような違いではないでしょう。
テレクラをテレクラとして完結させ、ある意味閉鎖的とも言えるようなやり方でテレクラの可能性を追求するのがテレホンセックスであるとするならば、テレクラをテレクラ以上のものとして拡張して現実と結びつけようというやり方でテレクラの可能性を追求するのが出会いというものであるという言い方も可能であるように思われます。
そのどちらが素晴らしいか、という話ではありませんが、テレホンセックスというものが、あくまでもテレクラの内部にとどまりつづけ、その内部で可能なことを探るという点で、「テレクラの機能」により忠実に寄り添っているということは確かでしょう。
テレホンセックスというものは、テレクラを利用することでしかプレイできないものです。「出会い」という目的は、テレクラ以外の、出会い系などを利用することによっても可能である分、「テレクラである必然性」が、テレホンセックスよりやや薄れるということは否定することができないでしょう。
テレクラをテレクラたらしめ、テレクラでしかできないことをやろうとする営みがテレホンセックスである以上、テレホンセックスができないテレクラというものがもしあるとするならば、それはテレクラであるかどうかを疑われてもいいのではないかと思います。
テレホンセックスは、現在では、セックスに対するマニアックな遊び、マイノリティの遊びという扱いをうけがちですが、テレクラの内部にとどまりつづけテレホンセックスをプレイするということがそのままテレクラの本来のあり方を追求するという点を見るならば、テレホンセックスのほうがテレクラの正統派の遊び方なのではないでしょうか。
コメントを投稿